2024/07/03 22:54


 オーストリア、カンプタール北部のモランヅ村にて、記録が残っているだけでも250年程前からぶどう栽培を続けているというハギャル家。1970年代から自社ビン詰めを開始して好評を得てきましたが、2006年にワイナリーを継承した6代目マティアスがビオディナミを導入したことで、さらに遥かなる高みに到達することになりました。
 「ハギャル・マティアス」は、国際的なビオディナミ実践団体「demeter」が認証を与えたカンプタール屈指のビオディナミ実践ワイナリーであり、当主マティアスは、カンプタールにとどまらずオーストリアを代表するビオディナミストとして不動の名声を獲得しています。
 「モーツァルトやハプスブルグ家の遺産がオーストリア固有の文化であるように、歌舞伎や相撲が日本固有の文化であるように、私のワインは、オーストリアの、なかでもカンプタール固有の文化なのです。世界のいかなる他の産地のワインも、私のワインに似たものはありません。そしてそのようなワイン造りを可能にするのが、ビオディナミなのです」(マティアス・ハギャル)。